El que rie ultimo rie mejor.

最後に笑う者が勝者

2015-2016カウコン

エイトのチャチャチャチャンピョンコスプレ問題とか、滝つ雨メロの帝王感とか、キンキ夢物語の夢幻感とか、せくぞん5人の多幸感とか、アンダルシアの翼踊れ命懸けでも歌声は優勝ダンスは翼の次に総ちゃんがいいとか、いろいろ見どころがあったけれど、個人的に「今のは夢?現実?」と混乱をきたした1グランプリ優勝は2ショット企画でした。

 

何故私はこんなにも東のタッキー西のすばるに沸いたのかと改めて考えた結果、黄金期の先頭に立っていた(もしくは立たされていた)タキザワに並び立つ存在としてのすばるに夢を見ていたのかもしれない。絶対王者タキザワの前に、うたという才能一つ持って彗星のごとく現れたすばるが好敵手となり親友となり紆余曲折を経てそれぞれの居場所を固めたうえで再び並んだという物語性に沸いたのではという分析(?)個人的には黄金期の滝つは背中合わせだったり光と影だったり、なにより氷河期だったし、並び立つというのとはまたちょっと違うイメージでした。

そして選曲も明日に向かってと大当たりなものをひっぱってくるあたりたまりません。あの頃の思い出に直結しているうえ歌詞も泣ける。

黄金期当時はぎらぎらしたり不安定だったり依存性がみられたり閉塞感すらある感じの不完全な美しさが見え隠れするのが好きだったし、単純にビジュアルが美しい二人が並んでいるのが好きだったけれど、今回の二人は経験を積んで柔らかくなってお互いの見え方だったりもまた変わってきているんだろうなって感じさせる優しい笑顔で、あぁ、これがうわさに聞くエモいというやつかと膝を打ちました。

そもそも今、タッキー&翼関ジャニ∞という存在に対して小さな不満(滝つは露出ふやせーとか、エイトは一部メンバーを犠牲にするなとか)はあれど大きな不安がないからこそこうやって無邪気にはしゃげているのはわかっております。不安があったらとてもじゃないけどはしゃげない眩しさでした…!

 

そしてそういう意味では翼翔組とか横山相葉とか見たかったな~とおもう。

こちらは仲の良い男子高校生二人(部活仲間)くらいの感覚でいた二人が、同じようにつるんでいた仲間たちが別の道に分かれていき、残った二人も立場は分かれて、だけど再会すれば懐かしいねと笑いあえるくらいフラットな関係になっていて…という二人が、何の曲を選んでどういうパフォーマンスをしていたのか見てみたかったです。

 

新年一発目から重めのポエムですみません。マイクをお返ししまーす。