真夜中のラブレター、もとい、懇願状
前略。
親愛なる関ジャム制作にかかわるスタッフ様へ。
いつも楽しみに拝見しております。
……と言いにくくなってきたので、一視聴者による懇願という名の愚痴吐き。
本当は公式フォームからポチろうと思ったけれど、なんだか読んでいて恥ずかしくなってきたのでこちらでお滝お焚き上げ。
前提として、ツイッターでは毎週のように好き!楽しい!というツイートと同量で、ざっと遡っただけでも下記のようなつぶやきをしています。
眠いのにジャムセッションをリアタイするため起きてるのにトイレを見ている今の状態ってなんだろう…と遠い目をしてたけど中島さんセッションくるー!!!
— あかなた@山手線内回り愛の迷路 (@zungry) 2015, 11月 1
ジャム、芸人は嫌いじゃないけど、メンバー全員揃えずに芸人入れてるのなんかもにょもにょする。
— あかなた@山手線内回り愛の迷路 (@zungry) 2015, 11月 1
しかしこういうVTR企画はMステもそうだけど、チャンネル変えるきっかけになるからやめてほしい。単純に面白くないし #関ジャム
— あかなた@山手線内回り愛の迷路 (@zungry) 2015, 10月 25
関ジャム迷走してるなぁ。素人のVTR誰得なのかわからない。セッションとゲストのトークだけで間が持たないというのなら、エイトに新曲や既存曲歌ってもらったほうがいいなぁ。 #関ジャム
— あかなた@山手線内回り愛の迷路 (@zungry) 2015, 10月 25
目が覚めてTL見たら関ジャムはまだセッションしてないの?そして芸人増えたの?芸人とアイドルの共演は嫌いじゃないけど、関ジャムでの芸人出演の仕方はは誰一人得してない気がする。音楽番組じゃないし冠のメンバー毎回欠けてるのにって芸人アンチ生むし。
— あかなた@山手線内回り愛の迷路 (@zungry) 2015, 11月 8
冠番組なのに毎回メンバーが2人欠けているのは、支配人が交代制なのは、スケジュールやギャランティの関係だと思えばそれならまぁ、納得はできないけど仕方がないのかなと受け入れていました。
だけど音楽に関係ない実演販売コーナーや、ゲストにかかわりのない一人カラオケのVTRや、何のために出ているのかよくわからない芸人さんが、毎回毎回増えていって、音楽バラエティの「音楽」部分が蔑ろにされているようで、迷いがありつつも丁寧に作られていた初期とくらべ、ずいぶんと別の番組になってしまったと悲しくなっています。
このままいくと前番組である「関ジャニ∞の仕分け」のように、番組コンセプトは行方不明、冠番組なのにメンバーがいなくても成り立つ名ばかり冠番組になってしまいそうで、ファンではない人だけでなく、ファンすらも見ない(積極的に見ようとしない)番組になってしまいそうで不安で仕方がありません。
ジャムセッションや、ゲストの方々の音楽に対する姿勢や考え方、テクニックの披露など、見ていて興味深く、楽器を始めたい、新しくCDを買いたいと、いろいろな意欲に火をつけるような素敵なコーナーを縮小化していくのは、番組にとって緩やかな自殺行為に思えてならないのです。
音楽バラエティの「音楽」ではなく「バラエティ」に重きを置いて番組を作らなければ視聴率がとれないというのなら、それはそれでいいとはおもいます。関ジャニ∞だけでは力不足だというのなら芸人さんの導入もやむを得ないのでしょう。
しかし、関ジャニ∞がバラエティ能力・バラエティ特性が低いとは思えません。他局ではありますが長く続いているジャニ勉、関ジャムと同時期スタートの関ジャニクロニクル。ゲストを迎えた番組も、本人たちが演者となる番組もどちらもきちんとメンバーが主体となって演じ切ることのできる構成になっています。
そしてパッケージ化されている関パニのように本人たちの力量メインで作られていたシンプルなバラエティ番組は、ファンではない人間がみても十分に面白いバラエティ番組として成立していたと思います。その関パニは他ならぬテレビ朝日さんの番組だったというのに、今の関ジャムを見ていると歯がゆくて悔しくてたまりません。
導入されている芸人さんも劇場でコントを披露しているときや他のバラエティ番組で出演しているときよりも使われ方が雑で使いどころがずれているような気がしてなりません。「音楽」「バラエティ」なのに「アイドル」も「アーティスト」も「芸人」も生かせていない状態がもったいなくてもどかしい。
アーティストさんのこだわりや人となりをじっくり知れる音楽番組が減っている今だからこそ、関ジャムに対する期待も大きいわけで、せっかくド深夜までいかずとも深夜枠での放送なのだから、もっと「音楽」に対してマニアックな方向に特化していくのも悪くないのになぁと素人的には感じています。
せっかくバンドに取り組んでいるアイドルなのだから成長過程を見せるのもアリなのになぁと。まだまだ伸びしろがあり課題もたくさん振れる横山村上両名が少しずつ成長していく姿を、すでに素人から見てもうまいのが分かる渋谷安田両名がもう一段上に上がっていく姿を、丸山錦戸大倉がスキルアップしていく姿を、冠「音楽」バラエティ番組なのだから見たいと思うのはファンのわがままでしょうか。
間が持たない、間延びしてしまうというのなら、思い切って番組の時間を1時間から30分に短縮してしまうのも一つの手だなと思います。
本当に関ジャム毎回楽しみにしているし、毎週日曜日は夕食と入浴を済ませたら番組開始10分前まで仮眠をとって万全の態勢で見るようにしているけれど、さすがに11月8日の関ジャムは番組開始時刻が大幅にずれこんで、そこまで起きているのは無理ー!!!と諦めて布団に潜り込んで、夜中にパッと目が覚めたのが番組終了15分くらい前。ふとTL覗いたらまだジャムセッションしてないうえに音楽関係ない芸人時間が増加していて取り扱いアーティストも一人だったと知って、そこから悶々として眠れなくなりました。
迷走とか、劣化とか、そんな簡単な2文字で切り捨てたくないのに、改悪としかいいようのないコーナーや出演者の扱いを見るたび、脳裏に過ぎるのです。
とりあえず、担当ユニットや贔屓アーティストがゲスト出演するまで、番組には末永く面白く(Interesting & Entertaining)続いていってほしいなぁと願っております。草々。